Design Simple Life | シンプルライフを目指すSEのブログ

奨学金、長距離通勤、面倒な人間関係から開放され、妻とつつがないシンプルライフを実現するために、必要な情報を書き・共有していくブログです。

複業って何?メリットデメリットは?何から始めればいい?を考えた記録。

場所にとらわれず働けるインフラの普及、便利なITサービスにより個人単位での事業立ち上げやリモートワークが可能になった現在、収入を得る手段が多様化してきている。

理想の暮らしを実現する為の手段として、「複業」という働き方が今後普及していくのではないかと考えている。

この記事では、そもそも複業とは何か、自分が考えるメリットデメリット、複業実現にはどんな事をする必要があるかを考え、調べた事を紹介する。

複業とは何か

web辞典のコトバンクから引いてみる。
複数の本業を持つこと。副業のような片手間仕事としてではなく、生業として別の業種を二つ以上兼務すること。ー複業(フクギョウ)とは - コトバンク

要は、プログラマの仕事をやりながらも、地域のサッカーコーチをしたり、全く別のカフェ運営をしたりと、それぞれの仕事にうまく時間を割きながら働く働き方だ。

もっと身近な例だと、学生時代にアルバイトを複数掛け持ちしてやっていたことのある人は多いと思うが、これを生業として行っていた人は、複業している事になる。

複業のメリットとは?

複業のメリットとは何だろうか。自分が思いつく限り挙げてみる。

まず複数の仕事をすることで、飽きずに常に新鮮な刺激を得続けられると考えられる。

1つの会社で同じ仕事に専念される方も中にはいらっしゃるだろうが、今民間宇宙ロケット立ち上げを目指している堀江貴文さんはまさに複業を体現している人物だ。

あるところではロケット事業、またあるところではグルメアプリの立ち上げ、自身のキュレーションメディアの運営など、型にとらわれずに様々な仕事を掛け持ちしている。極端ではあるが、複業するとそんな仕事のしかたも可能になる。

あとはリスク分散という面が挙げられるだろうか。いつ会社が倒産するかもわからない現在、食い扶持を複数持っておけば、万一ある仕事が無くなったとしても、別の仕事でカバーする事も可能になる。

株式投資の有名な言葉に、「ひとつのカゴにタマゴを盛るな」という言葉がある。ある一社の株式だけ買ったら、万一倒産したら大損になる。そうではなく、複数の企業の株式を分散して保有する事で、リスクを分散しようという考え方だ。複業にも、どこかこの教えに通づる所があるように思える。

複業のデメリットとは?

それでは逆に、複業のデメリットとしては何があるだろうか。

まずは、安定した収入を確保しづらい点が挙げられるだろうか。一般の企業では、就業規則によって主業務とは別の仕事(主に副業と呼ばれる)を禁止している事が大半であるため、大多数の人は現在の職を手放し、複業可能な企業に転職するか、フリーランスとして独立するか、何らかのアクションを取らなければならない。そしてそれはかなり心理的ハードルが高いものになると思う。

一つの仕事に固執しなくなる代りに、毎月定常的な収入を得ることが、正社員の場合より難しくなることは想像できる。

他には、周囲の人からの理解を得るのが難しいということだろうか。肌感覚にはなるが、日本はまだまだ終身雇用の意識が根強い両親から理解されなかったり、子供がいる場合など、安定した収入を手放す必要があるのかと奥さんから反対を受ける事はありうるだろう。

複業したい!手始めにどうすればいい?

複業のメリットデメリットを踏まえた上で、「複業やりたい!」ということであれば、アクションあるのみ、である。

複業実現には、会社に所属せず、フリーランスとして働くということ以外に、複業が可能な会社に就職するという2パターンがあると思う。

フリーランスになれば、自分の裁量でどれだけの仕事をやるかを決められる。

ただ、自分もそうだがいきなりフリーランスは経験不足でリスキーだという人が大半だろう。その場合は、複業可能な企業を探すことになる。現在は、大企業でもロート製薬などが、複業を認め始めているように、複業という働き方が浸透し始めている。

他にも、複業可能な企業の求人を紹介するWebサービスも増え始めている。それらをこまめにチェックするのもありだろう。

あとはあまり褒められた方法ではないが、会社に内緒で複業を始めてしまうのはどうだろう。お金を稼いでしまうと確定申告や年末調整で面倒なので、無償で何かサービスを始めてみたり。NPOのボランティアに参加したり。イベントのお手伝いをやってみたり。アイデア次第でやりようはいくらでもある。

趣味の延長で、複数の取り組みをやってみて、複業のやり方や良さ、難しさを体験してみるのもいいだろう。

理想の暮らしを実現するための手段として、複業が出来るようになりたい。

自分は将来、プログラマとして一定の稼ぎを得ながらも、家庭菜園で野菜を作ったり、子供や奥さんとの時間を最大限作れる働き方がしたいと考えている。それには、一会社に所属する働き方ではなく、収入源を複数確保出来る複業が出来るようになりたい。

その為に、今まで会社におんぶにだっこだった部分であった経理なども、いずれ自分で出来るようにならねばと考えている。

いかにハードル低く、リスク低く複業出来るかを日々自問自答していく。また調べた事があれば発信していく。

リモートワーク実現を目指し、目標とするプログラマは何をブログに書くべきか

自分みたいに、リモートワークに憧れているけど、実現できていないプログラマはたくさんいると思う。

give IT a tryの著者のように、既にリモートワークを実現されている方だと、なぜリモートワーク出来るようになったのか?というような成功秘話を堂々と書ける。何故ならそれは事実だからである。

しかし、そうではない、リモートワークのワナビーでしかない人々は、実績が無い。その中で何をブログに書いていけばいいのだろうか。

この記事では、絶賛リモートワーク実現を目標としている自分が考えた事を書いていく。

ブログ執筆の目的=リモートワークを実現すること

ワナビーである自分は、プロブロガーのように実績をアピールしてアクセス数を伸ばし、ブログでお金を稼ぐといったことの前に、価値ある情報を発信する意識を見につけなければならない。

何故なら、リモートワークを実現したいのであれば、プログラマとしての自分自身の価値を向上させるために、価値ある情報を発信する意識を持つ必要があるからだ。ブログだけでなく、githubでソースを公開したり、自作サービスを公開したりと、プログラマ文化に対し貢献していく姿勢が、価値あるプログラマとして評価される要素となる。

となれば、今の自分が持ちうる情報や経験の中で、人々が価値を感じる情報が何かを探し、編集し、発信し続けなければならない。

日々の取り組み、反省を書く

では、今持ちうる情報や経験で価値あるものとは何だろう。何てことはない、リモートワークを目指している現在の取り組み、反省がそのまま価値になると思う。

既にリモートワークを実現している方ではなく、これからリモートワーク実現を目指す同志に価値があるような記事になると思う。

そして将来、リモートワーク実現という実績が出来たら、実現までの過程として、書いた事の価値が更に高まる。

書き手良し、読み手良し、世間良しの三方良し。

近江商人の教えとして有名な三方良し。良い商売をするには、売り手良し、買い手良し、世間良しの三方良しを意識しようという教えだ。

このブログ執筆も、商売ではないが、自分自身の利益だけでなく、読み手、ひいてはリモートワークを世間に普及させる一助に少しでもなれるように、価値を提供し続けたいと考えている。

現状に不満があるならば、簡単に変えられる所から変えていく。

やったら効果があるとわかっていることがあっても、始められていないことがある。

Qiitaに記事を書く。独学でWebアプリを作る。LTに出る。勉強会に参加する。ハッカソンに参加する。などなど。

しかし、やらない言い訳を考えてしまう。休日は休みたい、平日は早起きするほど頑張れない、仕事の合間に勉強なんて出来ないという風に。

だから、最近は活動出来る時間をいかに有効に使うかを考えるようになった。もし自分の望む仕事ではないならば、環境を変える努力をする。使える時間をより有効に使えるようなアクションを取る。与えられたポジションから変われないんだと諦めない。

不満というか、やりたくないことをどんどんあげていく。イケダハヤトさんのまだ東京で消耗してるの?の中の、移住までのステップの説明で、やりたくないことリストをあげるということが紹介されていた。やりたい事は変わっていくが、やりたくないことはあまり変わらない、と。

現状は、簡単に変えられるところから変えていく。


ブログを書く目的と、ブログを読む目的は必ずしも合ってない

自分がブログを書いている目的は、望むシンプルライフのために、思考を整理したり、目標を立てたり、自分を奮い立たせたりと、結局は自分の為に、書きたいように書いている。

しかし、このブログの記事に偶然にもたどり着いた、読者がこの記事を読む目的は何だろう。

はてなブログアクセス解析から見ると、このブログのアクセスの9割以上はGoogle経由。つまり、何らかの検索ワードで引っかかった記事を読みに来ている。

書いてて思ったけど、そういうことを知るが為にGoogleアナリティクスがあるんだよね。導入しようかな。

何が言いたいかというと、こんな自分の為の記事を好んで読む人の為にも、記事を書いていくのがいいということだ。

田舎暮らしや移住を志すならば、まず簡単に足を運べる事から始める。

考えるよりまず行動する。百聞は一見にしかず。論より証拠。

現状の仕事、現状の住まいを変えていこうとする時、意識したいと思っていることだ。

自分自身に閉じこもって、考えたり、ググって情報収集するだけでは、現状は何も動かないし、自分の考えや価値観もアップデートされないなと思う。

現状の仕事を続けるだけでは、理想の人物像や暮らしにつながらないと感じ始めたら、まず自分の出来る範囲で小さなアクションを起こす。

移住地も、ネットの情報だけだと分からないことが多い。実際に足を運んでみて、その地に住む人と交流して、住むイメージを固めて、奥さんからの理解も得て、という小さなステップを積み重ねないといけない。

良く田舎暮らしの本とか、ソトコトとか読んでると書いてあるありふれてるし当たり前の事だけど、少しずつ実践もしている。

インターネットでは手に入らない情報収集として、有楽町にある認定NPO法人 ふるさと回帰支援センターや、JOIN 移住・交流&地域おこしフェア|特集|JOIN ニッポン移住・交流ナビなんかにも足を運んでみた。やっぱり、現地の人の話や雰囲気から、イメージがより鮮明になったりする。

別に考えがまとまってなくても良い。足を運んで、つまづいて、少しずつ形にしていけばいいと思う。




プログラマがリモートワークするためには、場所の制約のない仕事を選択し、担えるようにならねば。

プログラマとして、場所にとらわれない働き方を体現するためにはどうすればいいかを日々自問自答しながら働いている。

そもそも、プログラマが場所にとらわれない働き方をするために必要な最低条件は何か。

携わる仕事に、働く場所を制約する要素がないことだと思う。

現在自分はインフラエンジニアとして、会社に置いてあるオンプレミスの開発環境を管理しているし、会社でしか使えない端末の管理もしている。つまり、今の状況だと、どこででも働ける状態になっておらず、物理資産の管理という制約を抱えているという事だ。

では、仮に「よし、じゃあそんな管理業務とは縁を切り、場所の制約のない仕事をしよう」と意気込み、上長に自分の役割やポジション変更を相談、あるいは転職を志すとしよう。

そこで目指すのは場所にとらわれず出来るプログラマとしての仕事となるが、必要となるスキルはどんなものが必要だろうか。

  • どこからでも開発チーム間でコミュニケーションしながら開発を進められる
  • 説明がほぼ不要なキレイでわかりやすいコードが書ける
  • 自身のタスクの進捗、時間管理が出来る
上記が思いつく。では、それが実現できる環境は?

  • 検証環境、ステージング環境、本番環境含む全ての環境を物理資産として所有せず、どこからでもリモート操作・管理できる
だと考えている。思いつくのはクラウド環境。セキュリティを考慮したオンプレミス環境では、必ず物理資産を所有することになるため、その働き方が可能かは疑問。

上記が実現できる業界やシステムの種類・規模は限られてくると思う。(そもそも機密情報を外部から参照することを禁止している会社の案件実施は不可能だし)

ただ、それが実現出来る案件に出会えれば、あとは推進するだけのスキルが自分にあるかどうかが問題となる。

開発環境をリモートで操作、管理できるだけではあまり市場から求められていないように思う。Infrastructure as a Codeのように、環境構築を自動化して開発をより迅速化する潮流ができているため、コーディング力は必須。

またそれだけでなく、フロントエンドの開発にも携われないと、価値は出しきれない。

物理資産の管理作業をしないと割り切る以上、価値を出せる範囲は限られるし、要求されるスキルは高くなる。

今の自分にはスキルが足りない。だから、既にリモートワークを体現している会社であるソニックガーデン株式会社のトライアウトを受講している。


Rubyの書き方、Railsアプリを環境構築からデプロイまで行えるかなど、自分が今身に付けなければと考えている要素がまとまっており、取り組みやすい。WebブラウザからRuby環境をすぐに構築、操作できるCloud9 - Your development environment, in the cloudを使ってトライアウトを進めている。

これから1日に1時間程度と時間を決めて、コツコツ取り組んでいく。

奥さんに田舎にトレーラーハウス置きたいと言ったところ全力で一蹴された

この記事を読んで、将来田舎にトレーラーハウス置けたらいいなと言ったら何言っちゃてるんですかとコテンパンにされた話。


まず奥さんに聞かれたのが田舎でどんな
仕事がやりたいのか?これを明確に答えられない自分がいる。

Steve JobsのConnecting the dotsのように、バラバラに取り組んでいた点が線となって繋がる事を意識しているか、田舎に行けば食っていけると楽観的に考えてしまっている。

田舎に行けば、地域のコミュニティに参加するようになると思っていたが、奥さんからは、今そんな事してないんだから、田舎行ってもしないよ!と諭された。確かにと思う部分もある。家族の時間最優先としていて、社交の場にほとんど出ないようになっていた。何が必要な時間で、何が不要な時間か、自分の中で揺らいだ。

家購入のコストの低さ、清潔さ、耐震性を検討した結果、田舎でトレーラーハウスという一つの解答に至ったことを奥さんに説明したら、次の通り一蹴。

「子供がそんな所に住んでいると近所の人が知ったらどう思うか。遊びにも招ける家なのか。家は一生の買い物なのに、安上がりで済ませていいのか。それに田舎だったとき、子供が才能を伸ばせる環境があるのか。小学校、中学校は近くにあればいいけど、高校はどうする何時間もかけて通わせるのか。自分の親も、トレーラーハウスを一生の住処にするのは変人のする事だと言っている。

非常に現実的に一蹴いただいた。ここまで言われるとは思わなかったけど…

上記踏まえ、一応自分の考えを整理しておく。

まず、現在の仕事をずっと続けられる保証はない。将来の収入が激減してしまうリスクを考えると、高額なローンを組むという行為はしたくない。

ただ、子供が胸を張れる家という所には同意する。それが別に古かろうが新しかろうが、一軒家だろうが、マンションだろうが、トレーラーハウスだろうが構わないが、将来の子供が好きになれる、遊べる、何かを生み出せる、繋げられる家にしたいなと思う。実験室のイメージ。

家を確保するために、次の仕事は、在宅勤務可能な会社か、フリーランスとなりたい。そして複業として、小さなビジネスを2〜3個回して収入を確保する。単発ビジネスとかでもいい。薪ビジネスやサッカーコーチ、時給換算のプログラミング講師など掛け持つ。株式のように、仕事もボートフォリオを組んでリスク分散してみる。

小さなビジネスの拠点が、都会だと何故かワクワクしない。生産する側ではなく、消費する側だからなのかもしれない。

地方創生という言葉が流行っている昨今、自分も携わってみたい。将来の子供に胸を張れる仕事をしたい。

才能を伸ばす環境だって、自分達で作ればいいんじゃないだろうか。膨大な本棚を子供部屋に置く。MOOCやiTunes Uで海外の最先端の教育を学ぶ。Rasberry Piでプログラミングを子供の頃からさせる。通勤の時間を無くし、子供との時間を増やし、一緒にサッカーをしてみたり。

生産者に、クリエイティブクラスになりたい。子供をクリエイティブクラスに所属させたい。WIREDやソトコトを好んで読む子に育てたい。

農業をITで管理するビジネスを小さく行う。その様子を動画で撮影し、コンテンツとして配信。ノウハウは無償提供。営業ツールとしてインターネットを用いる。

プログラミング教室も開講してみる。田舎の課題を解決するワークショップやハッカソンを定期的に主宰、開講してみるとか。

書いてて、大分変な事を書いてるなと思い始めてる。だけど、楽しく、幸せに生きたい。画一的な、前近代的な暮らしを今からやってもワクワクしない。そのためにアクションする。人に会う。何かを始める。書く。アウトプットする。理解してもらう。動く。