今大企業になっている会社の創業者を調べる
創業者は誰か、調べるのが楽しい。
「海賊と呼ばれた男」で取り上げられた出光の創業者、出光佐三。
2人に共通しているのは、明治時代の半ばに生まれたと言うこと。また、本を読んだ限りで言うと、「日本の発展」という志を持って働いていたことがあると思う。
「士魂商才」という言葉を知った。出光佐三の言葉を借りれば、士魂商才|出光興産 - IDEMITSU
士魂商才 侍の魂を持って商売人の才を発揮せよ。
だということだ。日本のために、社会のために正しいことを愚直に取り組んでいったのだなと思う。
また明治時代の半ばであるこの時代、新渡戸稲造が「武士道」を出版している。宗教教育のない日本人が、どう倫理や道徳を学んでいったか、外国人に理解してもらえるよう英語で書かれた本だ。
今の日本は、残念ながら武士道という言葉は薄れて久しい。自分も、自分自身を律しきれず、甘やかす事が多い。
本を読んでいると、聖人君子じゃないかと思うような事を体現している。
難しい事では無い。当たり前の事を、ただ謙虚に、真剣に、単純に取り組んでるだけ。