たくさんの本の知識を引用し、自分の考えを練り上げる
自分が文章を書く時は、他の本の引用は余り使わない。
読書は時間も自分という体も越えて、他社の思考を体験できる時間だ。
他人の考えを、自分の考えに取り入れることがうまくないなと思う。
例えば近江承認の三方良しの精神。 現在の滋賀県で、江戸から明治にかけて活躍した近江商人は、 売り手よし、買い手良し、世間良しという「三方良し」の精神を持って働いていた。
自分だけではなく、相手も、そして社会も良くなるようにという、広い視野を持って働く大切さを説いていたということ。
就活時代、ある会社の社長の公演でも、引用されていた事だった。
経営者は、総じて勤勉で、かつ謙虚だと思う。自分に足りないことを貪欲に吸収しようとし、かつ自分の物にしてしまう。 また、孫子の兵法も、大多数の傾斜なら必ずと言っていいほど読んでいる本だと思う。
元マイクロソフトの社長で、現在は書評サイトHONZの編集者など多彩な活躍をされている成毛眞さんは、 著書「本は10冊同時に読め!」の中でこう述べている。
> 高所得者階級の人間になるか、低所得者階級の人間になるか−その境目となるのは本を読んでいるか、読んでいないかの違いである。
本をたくさん読んで、自分の意見を練り上げ、実行していく。そのバイタリティがあるかないか。
仕事に他責感を持っている事が多い。1年目だから、自分じゃない誰かが責任をとってくれるだろう。 面白そうな企画に参加する。自分が言い出しっぺにはならず、フォロワーとして、自分の時間の中で携わっていく。
自分発信で何かをしていくことが少ないと感じている。というより、それを避けていると思う。
まず勇気を出して、失敗を重ねていくしか無いと思う。 経験を積むことが、自信につながる。ホリエモンも、著書「ゼロ」で、ヒッチハイクが自分の殻を破るきっかけになったと言っていた。
まず、チャレンジしてみること。初めは誰もやったことがない。ゼロからの開拓。いわばパイオニア。
正解があるわけではない。自分で正解を作り上げていかないといけないから、常に考えていないといけない。
上司のOKなんて、曖昧だ。自分で考えたことを信じて進むしか無い。それはFACTを持って、論理的であるかどうかを木にしながら。