栄枯盛衰

最近、出光の創業者の物語であるAmazon.co.jp： 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫): 百田 尚樹: 本を読んでる。

今でこそ巨大な石油販売会社でも、戦後ではラジオ修理なんかもやっていて、時とともに会社の形態は変わって行くんだなと実感。

IT企業になると形態変化はさらにスピードアップする。検索エンジンで名を馳せたGoogleは、毎年莫大な投資金を投じて、新たな事業を立ち上げようとしている。今なんて、自動運転技術や、その為に必要なOSを開発してたりする訳で。変わって行くことを前提としながら事業をしている感すらある。

そんなことを思いながら、働く形態はどうだろうと空想する。日本では60歳定年退職まで、会社が保証するというのが通説だったが、ここ最近はそうもいかない。40年間同じ会社にとどまってる人は、日本人口の中でもかなり少ない部類に入るんじゃないかと。

だから、自分も働く会社、形態が変わる前提で働いていかないと行けないなと思う。今は会社に所属している立場にあるが、依存せずどの会社でも働いていけるスキルを身につけないとなと思う。

数十年後、今の仕事のほとんどはコンピュータに取って代わられるという論文すら出される世の中で、自分がどんな価値を社会にもたらせるか、なんてことを考えたりする。