「田舎暮らし」はとても抽象的な言葉
移住を真剣に考え始めた。今の会社でずっと働くことは無いと思う。おそらく4~5年程度働く。それまでに奨学金は全て払い終え、家や結婚の資金を貯めておく。
そんな風に、移住の準備を淡々としているが、どこに済むべきかという考察を深めるなかで、見えてきた部分がある。それをここで書いておく。
「田舎」はとても抽象的なワード
よく、「田舎暮らし」という言葉がネット上に挙がっている。都会ではなく、地方に居を構え、自然とともに生きるというような意味合いで使われる。
しかし、実際自分が居を構えるときには、上で書いたような抽象的な状態のまま考えていると、絶対不幸になる。
自分の求める環境をしっかり定義する
だから、自分が求める環境は、細かく、具体的に考えないといけない。
そもそも、何を求めて移住をしようと思っているのか。暮らしの中で求めるものは何なのか。今の暮らしで、捨てたくないものはあるかなど、様々あると思う。
自分の場合、買い物や掃除といった家事は、最小限で済ませたいという思いがある。また、車など、固定費のかかるものもなるべく持ちたくない。そんな思いのある人が、駅から遠く、なまじ大きい古民家に移住したらどうか。求めているものとのギャップがあり、不満をためながら生活することになりかねない。
だから、移住で求める環境には、細かく項目を洗い出し、定義し、それを判断基準として選ばなければならないと思う。
ただ、「田舎暮らし」という言葉だけで移住先を選ばないようにしたい。