望むシンプルライフは、向いている事だけでは足りない気がする。
好きな事ややりたい事と向いていることが必ずしも同じではないという事に気付いたのは、就職活動の頃だったと思う。
やりたい事だけ見て撃沈した大学時代
自分の特性と企業の要求を合わせた大学院時代
大学院での就職活動ではその反省を踏まえ、自分の性格がコツコツ積み上げていくタイプだったこともあり、ITのエンジニアを選択。その中でもサッカーで守備を担っていてチームを影から支えることが向いていることに腹落ちしていた為、インフラエンジニアを志望し、運良く今の会社に内定し、今に至る。
新卒で入社し今年で3年目になったが、就職活動当時の自分に、よく自分の特性と企業の求めている部分にマッチングを見出すことに気付けたなと褒めてあげたい。
そのままだと望むシンプルライフに到達出来ない
しかし、今の会社で約2年勤めてきて、確信めいてきたことがある。自分に向いている事だけ取り組むだけでは、自分が望むシンプルライフには到達出来ないという事だ。
地方でリモートワークで働きながら、トレーラーハウスで暮らす為には、課題がある。
- そもそも今の自分にリモートワーク出来るだけのプログラミング能力が無い
- フリーランスになるにしろ、リモートワークを奨励している会社にしろ、受注や報酬について実践した事が無く、かつ知識も無い
- 大学時代の就職活動で痛感したように、営業や交渉スキルに自信が無い
- 既に結婚しており、大きなリスクは冒せない
上記の課題は、自分が苦手とする対人スキルが含まれる。
今の会社でも、必要最低限の人間関係に制限する事で心の平安を得ているような人間が、望むシンプルライフの為に苦手分野を克服できるかがキモになってくる。
誰が言ったかはもう忘れたが、良く起業家が述べる言葉に「できるできないではない。やるかやらないかだ。」という言葉がある事をふと思い出した。
少しずつでもいいので、目標の為に一歩一歩積み上げていく。ホリエモン風に言うならゼロの自分に、小さなイチを足していく事を継続して実施する。